コンタクトレンズをしているときの点眼について

メガネと異なりコンタクトレンズは顔を覆うことはありません、メガネをこれまで使ったことがない人でも問題なく使うことができますが、レンズを目に貼り付けることになるので、メガネと比べればメリットやデメリットがあります。常にレンズをきれいにしておいたり、酸素透過性の高くないレンズの長時間装着を控えるなどがあげられます。冬場は湿度が低くなるため空気が乾燥し、目にレンズがくっついてしまうことやまばたき時に動かなくなることがあります。花粉が飛ぶ時期は、目のかゆみや炎症を抑えることも必要になります。

このようなときには目薬を点眼することが多いのですが、いくつかの注意点があります。は防腐剤が含まれていることがあるので、点眼後にこの防腐剤が目の表面に残ったままとなると角膜障害を起こすことがあります。通常は涙液で流されますがレンズの装着によって長時間残ったままとなるので注意が必要です。また、充血防止の製品は血管収縮剤が含まれているので、レンズの装着で酸素供給量が減っている状態をさらに加速させてしまいます。ソフトコンタクトや酸素透過性のハードタイプでは、製品に含まれている成分が吸着されやすくなるのでレンズの性能に影響を与えることがあります。
記載されている注意書きをよく読んでから点眼することをおすすめします。