近年コンタクトレンズの市場は拡大の一途をたどっており、種類も豊富になり、使用者の数も増加傾向にあると言われています。インターネットが広く普及し、医薬品が医師の処方箋なしでネット購入できるようになったことも影響しており、毎日使うものなので安く早く買えるネット通販を利用しているという声もかなり増えているようです。
街中にある専門店や眼科で購入する場合には、様々な検査によりテータをはじき出し、自分の目に合ったレンズを用意してもらえますが、ネット購入する場合には自分でレンズサイズを指定しなければいけないので、レンズの箱に記載してあるデータの読み取り方を理解しておく必要があります。目に合ったレンズを装着することは見え方にも影響するだけでなく、眼球を傷つけないことにもつながるので、目の中に直接入れるものである以上、必ず自分の目に合ったものを使わなければいけません。
まず良く聞かれるBCはレンズカーブのことで角膜ときちんと合わなければならず、ソフトレンズは柔軟性があるので種類は多くないですが、ハードレンズの場合は細かい設定があります。DIAはレンズ直径のことでPERは度数、乱視用のレンズではさらにAXやAXISの軸、CYまたはCYLの乱視度数の計5種類のデータが必要となります。
こういったコンタクトレンズデータをしっかり理解して安全にコンタクトレンズを使いましょう。「正しく使おうコンタクトレンズ」ではみなさんが安全にコンタクトレンズを使えるようにためになる知識をお届けできればとおもいます。